マネジメントについて | 組織・人材管理
マネジメントに関する問題について、改善策を模索する場合に必要な一部理論が、考察の切り口になると考えています。
SL理論
リーダー(上司)はメンバー(部下)の状態に応じて、発揮するリーダーシップを変えることが有効と言われています。
- メンバー : 能力高くて意欲も高い
- 委任型リーダー
メンバーの自主性に委ねると共に、権限も委譲する。 - メンバー : 能力高いが意欲は低い
- 参加型リーダー
メンバーの自主性に委ねるが、情報提供やサポートを随時行うことでメンバーの参画意識を促す。 - メンバー : 能力は低いが意欲は高い
- 説得的リーダー
メンバーと積極的にコミュニケーションをとり、タスクの意味を伝える。 - メンバー : 能力は低いく意欲も低い
- 指示的リーダー
きめ細かなタスクの指示命令と、タスクの遂行状況を管理する。
カッツモデル
リーダー(上司)に必要な能力に関するモデルです。
前提要素
コンセプチュアルスキル:状況を抽象的に分析し、問題の本質を見極める能力。
ヒューマンスキル:仕事上の人間関係構築能力、人の分析能力など。
テクニカルスキル:担当業務を遂行する能力。
- 上位マネージメント
- 【コンセプチュアルスキル】大 【ヒューマンスキル】中 【テクニカルスキル】小
- 中間マネジメント
- 【コンセプチュアルスキル】中 【ヒューマンスキル】大 【テクニカルスキル】小
- 下位マネジメント
- 【コンセプチュアルスキル】小 【ヒューマンスキル】大 【テクニカルスキル】中