設計(SWOT分析など) | マーケティング

事業計画を具体的に書いていくためには、最初に各種フレームワークを使って、新事業の設計を行います。 最初に、大枠の方向性を検討し、その後具体的な戦略を検討して行きます。


方向性を検討

SWOT分析を行い、自社の強み、弱み、機会、脅威を分析することが重要です。その後、弱みを克服して強みを機会に投入する方向で検討します。

Strength(強み) Weakness(弱み)
Opportunity(機会) Threat(脅威)

成長戦略検討

収益拡大を図る戦略について検討します。ここでは、アンゾフの成長戦略マトリクスを活用します。

既存商品 新規商品
既存市場 市場浸透戦略 新規商品開発戦略
新規市場 新市場開拓戦略 多角化戦略
市場浸透戦略
代表的な戦術が顧客囲い込みです。新規顧客獲得より既存棄却を維持するほうが低コストで、また固定客は競争の源泉ともなります。 会員カードの発行など、具体的な施策はいくつかあります。
新規商品開発戦略
新商品・サービスの開発方法は、会社の規模や業種などにより様々です。例えば、小資本の会社ですと得意な分野へ特化(深さを出す)することが考えらえます。
新市場開拓戦略
開拓する新市場は、会社の規模に大きく影響します。例えば、店頭販売のみ行っていた店舗が、インターネット販売を始めることは小資本でも可能です。
多角化戦略
企業にとっては最も難易度が高い戦略です。

競争戦略

競争相手に勝ち抜く戦略を検討します。ここで、適切な戦略が導けない場合、再検討が必要な場合もあります。 競争の基本戦略は次のとおりです。

  1. コスト・リーダーシップ戦略
  2. 差別化戦略
  3. コスト集中戦略
  4. 差別化集中戦略(製品そのもの、サービス、社会活動など)

市場細分化(標準市場の選定)

対象市場を構成するさまざなセグメントを区分し詳細化します。 各標的市場のニーズに対して、どのような製品(サービス)を投入するか検討します。 セグメント区分例は次のとおりです。

ジオグラフィック基準
地理的基準、地域など
デモグラフィック基準
人口統計基準、年齢、性別、など
サイコグラフィック基準
心理的基準。価値観など

投入方法の方法例としては次のとおりです。


ブランド戦略検討

ブランドの効果は、宣伝効果の逓増や固定客の獲得など幾つかあります。ここでは、ブランド戦略の検討にあたりコトラーの4つのブランド戦略を活用します。

既存商品 新規商品
既存のノブランド名 ライン拡張 ブランド拡張
新規のブランド名 マルチブランド 新ブランド
ライン拡張
既存製品の色・形・サイズ・味などが違う製品に既存のブランド名をつける。
ブランド拡張
 新しい製品に、既存のブランド名をつける。
マルチブランド
同じ製品カテゴリーだが異なる特徴を加えて、新規ブランドを立ち上げる
新ブランド
新しい製品と共に、新規ブランドを立ち上げる

顧客視点の検討

検討方法のフレームワークの一つとして顧客視点の4Cがあります。
・顧客価値(Customer Value)
 製品・サービスの購入により、顧客へもたらす価値、どのようなニーズを満たすのかを検討。
・顧客のコスト(Cost)
 その価値に顧客はいくらならコスト負担(お金、時間など)を行えるか検討。
・顧客にとっての利便性(Convenience)
 どのような流通チャネルにすれば、購入につながりやすいのかなど購入のし易さを検討
・顧客とのコミュニケーション(Communication)
 質問や相談する場合に、円滑なコミュニケーション手段について検討。


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